やっと春めいた陽気(気温)になってきたようですね。天候の乱れで雨はあるにせよ気温が平年並みになってきてくれるのは嬉しい限りです。
マイカー通勤をしている私も毎朝、湘南海岸の国道134号線を走っているわけですが、今年の春は自転車通勤と思しきお人がかなり増えているようです。
中にはバリバリのローディーの格好の方やカジュアルな格好で自転車に乗られている方も、またスーツ姿の方もおいででした。しかし自転車の乗り方は千差万別で最悪の方は車道を30km/h程度で走りながらもノーヘルでしかも自転車の追い越しを後方確認もせず行っています。湘南海岸の朝のマイカー通勤者を含めた自動車の運転手は皆さんなれた者でそんな無謀なツーキニストを予測した運転で事故を起こすことなく追い越していきますがこれも片側2車線の道路幅がなせる業でしょう。
↓↓手持ちで頑張ってみました。平塚総合公園の和風庭園
片側1車線の道路ではセンターライン側に充分なエリアがある道路以外ではそうは簡単に余裕の追い越しは出来ないでしょう。現在も湘南海岸である国道134号線は片側2車線の拡幅工事が進められていますが先日の湘南大橋(トラスコ中山)の複々線化をはじめ新湘南バイパスと西湘バイパスの連絡工事、相模縦貫道の整備も進めていただきたい。
自転車が楽しく車道を走る為に車線の拡幅工事を行っている訳ではないでしょうが、社会インフラ整備は私達のような交通弱者の自転車にも多大な影響を与えてくれますので、いち早い完成を願わずに入られません。
平塚市内においても歩道の自転車専用レーンの設置には感激しましたが、そうなると自転車は車道を走るのではなく歩道に新たに設けられた自転車専用レーンを走ることになります。
↓↓モチの木の赤い新芽と黄色い花が気に入ってます。(和風庭園内)
しかしこの自転車専用レーンはず〜っと続くわけではなくしばらくするとすぐに無くなってしまいます。 じゃその先は?? やっぱり車道を走るのでしょうか?? いまいち悩みますね。 それなら最初から今までどおり車道を走っていた方がいいのでは?と思ってしまいます。
社会インフラ整備は時間がかかりますが、思いつきで断片的でなく一貫性を持った自転車道整備をしていただけるとあり難いですね。
そこで気になるのが自転車利用環境整備モデル都市です。 みなさんこんな町があったの知っていました?
これは古い話ですが平成11年に施行された政策ですが、全国に国土交通省が募集をしたのですが、14都市がその指定を受けています。その中で神奈川県では開成町が指定を受けています。
↓↓庭園に入るとすぐにある川 (平塚総合公園 和風庭園)
当時開成町では「『人に優しい』サイクルシティ・かいせい」の実現を目指す。と大きく出たわけです、その内容は、ヒューマンスケールな都市規模と平坦な地形を活かした自転車道、自転車ハウス、自転車公園などのハード面のネットワーク整備と、それらを基盤として展開されるレンタサイクルや交通安全教育などのソフト面の整備と夢はかなり大きかったようである。
事業費も約9億1,800 万円であり、そのおおよその内訳は、町一般財源1億5,000 万円、町債7,200 万円、県費2億5,500 万円、国補助4億4,000 万円と国からの補助がもらえることがこの指定の大きな目玉だったことは容易に想像がつく。
しかし国からの補助金はひも付きが殆んどで、“これに使ってはいけない”とか“規格はこうでないといけない”など金は出すが口も出すがお決まりのパターです。
↓↓小さな太鼓橋 (平塚総合公園 和風庭園)
それでもある程度整備が進んでしるようでもともと交通量の少ない町ではありますが、先日自転車で通った時も駅前の環境も含めて開成町はとてもいい印象を持っています。
しかし事業計画では自転車道の整備は殆んど無く歩道での走行性の向上がそのメインになっていることからも、自転車は歩道を走るような気運があるように思われて仕方がありません。
自転車もスポーツ系とママチャリなどのチョイ乗りの2種類以上には分類して考えないといけないでしょうが、そんな事言ったら車線がいくつあっても足りませんものね?! やはりそうなると乗り手が上手になって歩行者からも自動車からも共存が出来る乗り物になっていかないといけなのでしょうね。
一番簡単なのは自転車も免許証制度にするのがいいと思いますが・・・・
posted by KIKU at 05:00
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