長梅雨のまま終わっていった7月
今週末からいよいよ8月だが梅雨明け宣言がないないまま8月突入
しかし予報は梅雨明けを期待させる土日の予報だった
土日の両方とも遊んでやろうかと画策していたが家人の雰囲気からそれはかないそうもない
私の家では自転車で遊びに行くときは事前にカレンダーに記載しておくことが義務付けられている
このルールにいつも悩まされるのだが今回は梅雨時期ともあってカレンダーには事前には記載する気にもなれずノーマーク
しかし遊びに行きたい私は意を決して金曜日の夜に明日は自転車乗るよ!と宣言
その一言でヒト悶着あり結局日曜はいろいろ厳命され土曜ワンチャンスとなりました
8月1日の土曜日
朝起きたら小雨の後で路面はウエット・・・・
神様は私ではなく家人に味方だったかと気を落とすが予報自体は晴れの方向
その予報を信じて自宅を出立
走り出しはまだ若干雨が残っていて涼しくて走りやすい
気持ちよく走って箱根湯本の三枚橋まで来た
ここまで着ると西の空はいい天気で梅雨明けを予感させる
旧道を登りだして直ぐのファミリーマートで軽く朝食
足を休めて再スタートし旧道ヒルクライム開始さがここ数か月で見るも無残な体型になった私にはこの坂はきつすぎた
今日のお供はトレックなのでファイナルは34-34で1:1のギア比だがそのギア比に到達するのにそう時間は要さなかった
ゆるゆるノンビリ(本人は必死)登っているとすでに登ってきたクライマーがダウンヒルしてきた
こちらはまだまだ登るのかと思うと気持ちよさそうに下ってきて羨ましい
いよいよ七曲り
この七曲りはヘアピンカーブが12回あるので本当は12曲がりじゃね?っていつも登っていて思う
しかしこの七曲りを越してももう一つ最後に猿すべり坂が待っている
よくよく考えたらこの猿すべり坂を一緒にカウントすれば14曲がりとなる
ヘアピンで1曲がりとカウントせずS字カーブで1カウントだとすればこの猿すべり坂までで七曲りになるのかな〜〜〜なんてキツくて朦朧とする意識の中で考えていたらさっきダウンヒルしてて私とスライドした青年がまた私を抜かしてきた
びっくりして、え!?二本目????と抜かれ際に聞くと
いえ、三本目です!と言いながら私を抜いてあっという間にはるか彼方に消えていった
案の定甘酒茶屋を過ぎたところで本日二度目のダウンヒルしてくる彼とスライド
ましも生まれ変わるならあんな豪脚さんに生まれ変わりたいものです
芦ノ湖を通過して箱根峠に向かう最後の坂を登っていると後ろから追いついてきた一人の自転車乗りが私に声をかけてくる
登りながら会話をしましたが後ろにいるその人の顔も自転車もわからない
会話の流れで先方の年齢を聞いてびっくり
70歳とか・・・・
私は箱根峠登るのに一生懸命だったのにその私に追いついて普通に会話楽しむだけの心拍をお持ちの70歳
今日の箱根は変態しかいないのか?? それとも自分の脚力が弱すぎるのか???
きっとその両方なんだろう
本日の目的の一つは箱根十国峠のすぐ下を同じように走っている林道の箱根山線を走ること
この林道は箱根山中城址辺りから熱海峠のすぐ近くまで伸びている全長8kmほどの林道
途中にある函南カントリーへのショートカットルートとして傍若無人なゴルファーが朝と夕方に利用する道として知られている
なぜ傍若無人なのかとおいうとこの林道は箱根側の最初の数メートルは文化遺産の箱根石畳区間なので車両通行止めなんです
そこをゴルファーは無視して車で通過するのでその石畳はどんどん荒れて行ってみるも無残な状況
ここを通る車のほぼ100%が函南カントリー利用者なんだからもっと対策してほしいのですが看板一つあるだけでほとんど策を講じてないのが現状で悲しいです
箱根側から進むと登り基調なこの林道は旧道を登ってきた自分にはちょっときつかったがなんとも言われぬ雰囲気が心をいやす
朝9時過ぎにここを通ったせいかゴルフ場利用の車もなく本当に静かに走れた
ここは正解だ
途中にある感じのいい池の公園があるのだが今日は池の水を抜いて湖底の浚渫工事のため池の水が空だった
最初の分かれ道は左に進むのが正解だがそもそも災害のせいか通行止めで迷わず左折
次の分かれ道は池の公園にあるのだがここを右に進むとゴルフ場のクラブハウス方面なのでここも右折せず直進
次の分かれ道は左が熱海峠方面ですがこの道は帰りに走る予定なのでここは右折して函南駅方面へ
この右折した道もゴルフ場の脇を通るのでゴルフ興じている人を横目に走れる
道は林道とは違うが車も全く来ない素晴らしい道だった
函南駅方面の看板がところどころあるがとても心配になる道もある、しかしその表示を信じて進む
こんなに下るの?ってほど走ると函南駅到着
ここから狩野川方面に進む
本日二つ目の目的地を目指す
時間は11時ごろだったがランチが目的
田んぼの真ん中にある超B級グルメスポットのたもっちゃん
オープンテラスで頂くこのランチがしたくてここまでやってきました
いずれも消費税込みでカレーライス330円・メンチカツ110円と破壊力満点のコスパ
カレーもメンチも馬鹿にできない美味しさで特にメンチに掛かっているたっぷりのタルタルソースは絶妙でした
デザートにかき氷200円を追加注文してゆっくりさせていただきました
キンキンに冷えた麦茶が美味しかった
晴れてたら富士山ビューなこのお店ですが今日は残念
さぁここからは帰路ですが熱海峠方面からのルートです
このたもっちゃんから熱海峠に向かうためにオラッチェ経由で進むのですがオラッチェまでに一回峠を越さなくてないけない
道は林道チックで横には沢が流れていてとても感じはいいのですがたった数キロのこの坂が本日一番の激坂でした
データではそうでもないのですが走った感じでは常に12%程度の坂を登らされている感じで暑さと初めてのルートでいつ終わるのか分からない不安で足つきを数回してしまった
本当に弱くなったなぁ〜〜としみじみ感じる瞬間だった
木陰の道は日差しなく走るにはいいのだがコバエ?蚊?が私の周りでずーっと飛んでる
時間がたつにつれその数は増えていき10匹以上いたのでは?
振り切って逃げたいのだが何しろ坂がきつくてゆっくりしか走れず虫を追い払うことができない
このストレスは半端なく暑さと苦しさとで気が狂いそうだった
なんとかかんとか峠らしきピークを越えてオラッチェに到着
峠を越えるために体力のほとんどを費やした体にはまさにオアシス
クールダウンしていたがこの後熱海峠に向かうのかと思うと立ち上がって再スタートする気持ちになかなかなれなかった
雨雲レーダーとにらめっこしていると箱根の山にゲリラ的な雨雲が発生しそうな感じ
これから登ろうとする箱根の山方面にも雨雲らしき重い雲が
レーダーで雨雲の動きを予想しつつの再スタート
登っていく先は路面ウエットのところもあったが雨にはそう当たらずに登ることができた
箱根山林道の入り口が確かではない私は途中でいくつかある林道の入り口を通過するたびにそお入り口が閉鎖されているのを見ると不安になってくる
もしも林道の熱海峠側が閉鎖されているとこのまま熱海峠を越えて相模湾側を走る羽目になる
遠回りになるしルート的にはそんなに好きなルートじゃない熱海側
やっと現れた林道入り口にホッとする
ここからこの林道全線8kmを走破する
下り基調の復路は本当に気持ちいい
全線舗装されているしその舗装も古くなく落石などもほとんどない
枯れ葉や湧水でのスリップを気を付ければ問題ないしそこまでスピード出してはもったいない
何時までもここを走っていたいと思う林道だった
箱根側にでて今日最後の目的地の山中城址公園
ここの空堀の通称山中城ワッフルを見るためだ
写真ではよく見ていたが実際に見るのは初めて
素晴らしい景色だった
城址公園は殆ど芝生に覆われてとにかく公園として完成度高く散歩してても楽しい
三脚片手に歩いているカメラマンも多くアジサイがピークの時はさぞや素敵だっただろうなぁと思う
この後箱根峠まで約4kmが長くつらいが歩道をノンビリ登る
ノンビリしか登れないのが本当だが
最後に定番の隠れ家、山小屋佐藤さんでシフォンケーキとコーヒーで談笑
美味しいお水をがぶ飲みしドリンクボトルにもお水満タンにしてもらい帰路へ
ここから1.5時間の平塚までは今までの苦労を思えばなんてことなくと到着
楽しい一日だったがからでゃ疲れでボロボロだった