先日シクロクロスのTCXのハブメンテをした時
ついでにBB外して掃除しようかと思い初めてTCXのクランクを抜こうと挑戦した
FSAのクランクが付いているTCXだがどうやって抜くのかよくわからない
ネットで調べてみたらとても簡単で10mmアーレンキーで正回転方向で回すだけ
なーんだとアーレンキー使ってクランクボルト緩めてみたんだけどボルトが緩んだだけで外れない
ボルトが緩む過程でボルトキャップみたいなものが緩んで抜けてくるボルトの頭の圧力に負けて割れてた
経年劣化が酷かったのか?
なんだかよくわからずまたまたネットで調べてみるとどうやら割れたボルトキャップが重要だったらしい
ボルトは正ネジでボルトキャップが逆ネジの構造になっていて正ネジのボルトが抜ける力を逆ネジのキャップが押さえ込んでキャップに引かれるようにクランク本体が抜けてくる仕組みのようだ
このキャップが無いとどうやってもクランクは抜けないらしくネットでは結局クランクを切断して破壊している人までいる
こりゃ困ったとその日はハブメンテだけにしてクランクボルトキャップを注文した
色々調べてみたがこの商品足元を見るような商売しているのか?と疑いたくなる値段設定
こんなものが1000円もした
しかしこれがないと何も始まらないので注文し到着までに2週間
販売元は東京なのに・・・・
買った製品の正式名称は
FSA(エフエスエー) ML247(逆ネジ) クランクキャップ
金属パッキンが二枚も入っている理由がよくわからないがこれでクランクが抜けると一安心
この二枚のパッキンは微妙に厚みが違うものでどうやって使うのか???
キャップ自体は製品名でもあるが逆ネジになっている
キャップを締め込むためには本体の小さな穴にハマるような専用工具が必要らしい
FSA MegaExo Crank bolt Lockring Tool ピン外し工具
送料込みで9500円だって(笑)
買いませんww
ようはクランクが抜ければ問題ないのでここは手締めでキャップを締め込んでいきます
でもやっぱり手締めじゃ閉まり切らないでここが限界
まぁクランク抜くだけなので中途半端でも気にしません
で、この状態でクランクボルトを回していくと
今までの苦労が何だったのか?ってくらい簡単にクランクがヌルヌルと抜けてきました
これで圧入のFSA BB-AL86 φ19 が顔を出しました
週末はこのBBのシールドベアリングをグリスアップしてみようかなぁ〜〜