↓↓始まって直ぐは富士山が正面に見えてとても気持ちが良いのですが・・・
あざみラインは噂では聞いていたもののどれ程の坂なのか全く知りません。最初はまっすぐな道が何処までも続くといった感じですがここが真綿で首を絞められるようなじわじわといきなり足や心肺にダメージを与えてきます。
↓↓もうこの辺から12%の勾配があります
途中で勾配の標識がありましたが12%でした。
↓↓鳥の絵のある壁(写真は下りですから登っていくと右手になります)
↓↓すれ違いざまのローディーさんは何やら含み笑いで挨拶してくれました
頑張って登るとほんの一瞬御褒美で下り坂が数十メートルだけありますが、ここでロードの方とすれ違いました。こんにちは〜と挨拶すると、気持ちよく返事が返ってきましたが、少しにやっとなにやら含みのある笑いでした。
↓↓この舗装が変わる辺りからいよいよ本番の激坂です
↓↓途中で写真がとれず激坂終了地点で何とか撮ったサイコン
↓↓ゴールの第3駐車場からの景色。ガスが無ければ富士山頂が一望できましたが・・・
森林限界です。登り坂の向こうには空しか見えません、最後の力を振り絞り上がって行くと右にカーブしてゴール!!と思いきや、少し先にまだ坂がありまして、標識には第3駐車場?と書いてありその上が自転車でいける最高地点でしたので、鼻血も出ない身体ではありましたが、心を折らずに何とか足つきなしでゴールです。自転車を降りたら膝はぷるぷる震えているし、へたばっちゃいましたが、やっぱりこの達成感は気持ちがいいですねぇ〜 これだよこれ!
↓↓5合目は登山客でいっぱいです
下の段の休憩所に自転車を止めて、今回お目当てにしていた“こけももソフトクリーム”を注文。
↓↓こけももソフトクリーム300円
↓↓親子ローディー!!末恐ろしいお子さんです(7歳)
↓↓この余裕が私も欲しい
記念写真を撮りしばらく休んでいると、なんと親子連れのローディー登場です!! この子まだ7歳だそうで、結構楽勝ってな顔で写真を撮ってました。お父さんにお話を聞いた所、実は4歳でスバルラインから5合目まで登っているそうで、流石にその時は辛そうでしたが、今日はそうでもなかったそうです。私がもしも下のローソンで登る前に休憩してからスタートしていたら、その時間分のタイムマージンがなくなり、きっとこのあざみラインでちびローディーに坂の途中でぶち抜かれていたのでしょう。想像しただけでも怖い話です。プライドがズタズタだったと思います。でもヒルクライムは体重が軽い方が有利だから・・・・・
↓↓下りと登りでこんなにも精神的な違いがあるのか!? 人の不幸が楽しい・・・
親子ローディーは休憩もそこそこにダウンヒルに向っていき、私もその後しばらくして山を下っていきました。
ダウンヒル中は何台もの自転車とすれ違いましたが、皆さん一様に苦渋に満ちた表情で坂をい登ってきていましたが、こちらは何故かいつも以上に笑顔のなってしまいます。なにしろダウンヒルもゆっくりなので、写真は撮れるは、挨拶は出来るは、もう下るだけだし全てにおいて余裕があります。そこに来て22%の坂を登っている人に出会ったら、自然と笑いがこみ上げてきますよ。私がいきにすれ違ったローディーの方が含み笑いですれ違ったのが漸く理解できました。その上あの人たちは私とすれ違う前に例のちびローディーとすれ違っているわけですから、かなりショックだと思いますよ。