仕事帰りに、いつも決まった坂を登っていますが、色んなギア比で挑戦してみました。
深沢中学前のこの坂は全体では8.9%で最大12%、500mの坂道です。
この坂を普段は48T−24T(ギア比2.00)にしてダンシングでのぼって丁度いい感じです。当然?頂上付近では息はあがっていますのでこの坂がもっと続いているならギア比はもっと軽くしないと駄目でしょうが、延長が500mならばこのギア比で何とかなります。

この坂を無理して48T−21T(ギア比2.29)で登った事が数回ありますが、当然ダンシングですがペダルを回す足はスローモーションのようにゆっくりでしか漕げませんでした。全くダンスできませんで能か狂言いやいや太極拳のような遅さで何とか登りきった感じです。全く実力とギアの選定があっていない状態でした。

次に試したのが折角調べたのでギア比とスピードの関係を使ってケイデンス100で登ってみようと28T−32T(ギア比0.88)の最も軽いギアで100縛り、つまり11km/h以上でこの坂を登ってみました。
これが意外とケイデンス100キープで登れたのですが、息はかなりあがっちゃいましたね。市民運動会で年甲斐もなくリレーか何かで頑張っちゃったような感じですよ、ぜいぜい言っちゃって大変でした。

で、今日はフロントミドルの38T−28T(ギア比1.36)にしてシッティングで登ってみました。
スピードは気にしないで、気持ちよくまわせるスピードで、恐らくケイデンス70〜80程度だと思いますが、その辺りで走ってみました。
登りきってもそれ程息もあがらず、また筋肉疲労も適度で、このギアでこの回転数が一番自分には合っているのだなぁ〜と思いました。

同じ坂道で色んなギアを試してみて思いますが、楽にあがれるコツはやはり直感的にギアを選択し適正なギアで登れるようになれば、かなり疲労も少なくより快適に遠くにそして高くに登れるのだなぁと思います。
当然スピードさえ全く気にしなければ最初から28T−32Tで走っていれば問題ないでしょうが、そこはある程度のスピードを出しつつのギア選定で出来るだけ速く走ってみたいですね。