獲得標高3500m+200kmライドに行ってきました。
昨日の続きです→その1・その2・その3
ルートはこちらをクリック→ルートラボ
感動的な滝との出会いでお腹いっぱいにして山伏峠を越えて山中湖村へのダウンヒルですが途中コンビニでエネルギー補給をしたものの長い山伏峠のボディーブローに完全に脚が売り切れ状態になっていました。
↓↓ようやく山中湖に到着です
湖畔に着き反時計回りが湖畔ルートの基本ですのでそれに従い走りますが途中からCRを走ろうと思い車道からそれて湖畔のCRを走り進みました。山中湖周遊の車道は緩やかなアップダウンがあるので売り切れ状態のこの脚を少しでも休めようとCRに入ってフラットで尚且つ景色のいいCRでまったり走る予定でしたが、途中で工事通行止めと最悪の結果で、そこから車道に出るのに自転車を担いで10m程度上をあがって行かなくてはなりませんでした。
↓↓この時間はまだ富士山が見えました
CR自体の路面がそうとう荒れていたのでその改修工事のようで、この工事が終わればCRも走りやすくなるのかもしれませんね。
↓↓山中湖きららの絶景くん クリックしてね
程なく山中湖を一周したら、前回同様ではありますがやはり山中湖に来たらやっぱり
きららの絶景くんで記念撮影ですね!
前回よりは近くに立ったつもりですがそれでも結構ちっちゃいですね。次回来るときは右側のデッキの所か、もっと左の手前辺りですね。
この絶景くんを最悪でも12:00に通過の予定でいたので、まぁまぁの時間で通過が出来ました。次は三国峠です。
前回三国峠では苦い思い出がありまして。千葉の実家の父から頂いたカメラをものの見事にぶち壊した場所がこの三国峠なのです。 ですから前回は三国峠以降の写真を撮る事もかなわず悲しい帰り道だったので今回は峠を越した場所の写真を撮るのが自分の中での一つの宿題でした。
↓↓三国峠もここからダウンヒルです
くどい様ですが脚は売り切れていますので、ここからはかなりゆっくりペースで上っていきました。
フロントは自分への戒めもありミドルで何とか我慢していたのですが、リアはエスケープのワイドレシオをふんだんに使わせて頂きました。10km/hのへろへろ登坂です・・・・・
↓↓上りは18%の勾配を上がります。
何とか峠を越えて急勾配のダウンヒルですが、この三国峠は私と反対側から上がってくるにはかなりの豪脚じゃないと無理なのでは??と思っています。18%とかの標識がシラッと立っているこの坂はどんな人が登るのだろう??と不思議に思っていましたが、いるものですね。 今日はダウンヒル中に2台のローディーさんとすれ違いました。世の中にはいるものなのですね、ああいった奇特な方が・・・・
↓↓眼下には富士スピードウェイがあります
この三国峠の下には富士スピードウェイが広がっています。いつもですと走行中の車の爆音が聞こえてきますが今日は大音量の音楽が聞こえてきました。ゲート前で警備している人に聞いたのですが、JAPAN JAM 2010って言うイベントだそうです。自宅に帰ってからネットで調べてみましたが出演者が個人的には・・・・・な人ばかりでしたね。
↓↓JAPAN JAM 2010開催中
そう言えば三国峠を下って富士スピードウェイの写真を撮っている時にブログにコメントが入ったメールが携帯に届き早速チェックしたらまぁさんでした。後でよくよく聞いたらニアミスだったようですね!? 残念・・・・いや良かったのかも?? この売り切れた脚でまぁさんに遭遇してつれ回されたらきっと自宅にたどり着けなかったと思います(爆)
御殿場のインター付近までやっとたどり着いた時に遅めのランチを頂きました。何にしようか迷ったのですが、先日のニュースでマクドナルドを売り上げで抜き日本一の外食産業になったゼンショーグループに敬意を表してなか卯で親子丼&季節のかき揚げうどんを汁まで飲み干し完食しました。
予定ではこの後、乙女峠方面に向かい箱根を向い自宅に帰る予定ですので、最後の山越えです。
↓↓嫌な下り坂です
なか卯で30分ほど休憩して最後の峠越えに出発しました。
乙女峠の国道138号線は頂上のトンネルが狭く歩道もなくそれでいて距離があり車の数も多く流れが速いうえ側溝にはゴミや空き缶が散乱している最悪のトンネルです。前回このトンネルを通り生きた心地のしなかった私は二度とこのトンネルは通るまいと固く誓っていましたので、今回はどんなに遠回りしても迂回路を進みます。 峠に向う途中右に曲がれば長尾峠ですがこの道は比較的といいますか、乙女と比べたら雲泥の差で車の少ない道路です。この峠の途中にあるおしるこ屋さんの御殿場駿河台しるこやで一休みしてみました。
このおしるこ屋さん、元は御茶屋さんでしたが閉店してしまったとたんその駐車場などにたむろする心無い輩がごみを捨ててせっかくの景観が荒れていったのを見かねて、おしるこ屋さんとして復活させて付近一帯の景観保護の監視役として活動しているそうです。
↓↓ここを曲がれば長尾峠?? 標識が箱根峠に替わってる
私がお邪魔したのは午後3:30頃だったのですが、お店の方曰く今日のおしるこはとっても美味しいのでラッキーですね!といわれました。なんと下手な営業トークだと愛想笑いをしたら、その理由を説明してくれました。なんでも今日は物凄く暇だったそうで、そのため仕込んだおしるこはあまり火にかけていないので豆が崩れないで大豆独特の粉っぽさが出ていないそうでいい感じの状態をキープできているんだそうです。 暇で売れ残ったおしるこが一番美味しいとは皮肉な物ですね。 味は甘ければ何でも美味しく召し上がれる私の味覚では普通に甘くて美味しいのですが、店内で二人きりのこの空気の中で散々説明されたおしるこの味を別に普通ですとも言えず、迫真の演技でおいしさを表現してきました。色々とこだわりがあるそうですが、甘けりゃ美味いんですよ!!
↓↓いい値段しました
その後長尾峠をクリアして箱根の山を下っていきますが、予定のルートは国道1号線ではなく途中仙石原を抜けて芦ノ湖畔を通り箱根の旧道を下る計画でしたので、右にそれていきます。
しかしこれが命取りでした。車でもこの道は走った事がなくルートラボでも気にしていなかったのですが、疲れきったこの脚ではもう登る力が残っていませんでした。最後の心のよりどころだったフロントインナーに手をつけてしまいました。 恐らく普段来たらそんな勾配でもないのかも知れませんが、この日の私には今日イチの激坂に思えました。このルートは恐らく湖畔にある別荘やホテルを結ぶ道路としてあるようなので、そのポイントを結ぶようなルートになっています。したがって一度登った坂道を惜しげもなく使い果たし下りきり、また登る・・・・この繰り返しでした。初めての道でいつ果てる事か分からないアップダウンの繰り返しは精神的にもまいってしまいました。
↓↓長尾峠のトンネルを越えて・・・
本当は旧道に向う前に芦ノ湖に一度下りようかと思ってもいましたが、そんな元気は完全になくなっていました。大芝から1号線にもどってそのまま畑宿入口から箱根旧道に向かいダウンヒルに向いました。
箱根の旧道も下ってみるとかなりの勾配ですね、この坂を上がってくるのも大変なんだろうなぁ〜と思いながらたっぷりブレーキしながら25km/hぐらいでゆっくりダウンヒルをしていると、ヒルクライムをしている家族とすれ違いました。 すれ違いざまなのではっきりとは分かりませんが一番小さな子で恐らく小学校3〜4年生ぐらいの男の子がいましたが、挨拶したら疲れた表情も見せずに、ニコッと笑顔で返事してくれました。以前ヤビツで見たチビローディーもそうですが、末恐ろしいですね!
しかしもうその時点で夕方5時近かったので、あの家族は湖畔で一泊する予定なのかな??
↓↓箱根の山に帰ってきました
わたしは午前中にライトを谷底に落っことしてしまっていますので、日が落ちてきたこの時間はいつも異常にゆっくり走り小田原の街まで何とかたどり着きました。最初に現れた自転車屋さんに立ち寄ってライトを購入し装着。
その自転車屋さんのおじさんが“今日は何処まで?”と聞かれたので、本日のルートをご説明させていただいたら、ロングはたのしいよねぇ〜 僕も先週丹沢湖に行ったんだけど落車しちゃってさぁ〜!とすねの怪我を頼みもしないのに見せてくれました。 12針も縫ったそうです。その傷を自慢げに話している横で奥さんが呆れた顔で苦笑いしていました。 割れたヘルメットも記念品として取ってあるそうでそれも見せて頂きました。この自転車屋さんはどう見ても60代のおじさんですが、狂ってます!
↓↓海を見るとホッとしますね
ライトも装着したので後は平坦な1号線をまっすぐ帰るだけです、途中平塚駅近辺で200km到達イベントを一人心の中で行い自宅に到着寸前段差を一つ乗り越えたら・・・・・・・
サイコンがエラー表示になって・・・・・・・・・
二度とデータが復活する事はありませんでした・・・・・・
今までの累積距離も何もかもパーになっちゃいました。 ざっくり覚えている感じでは今日の200kmを足して2450kmぐらいだったと思います。微妙に1〜2kmは違うでしょうが・・・・・